家庭教師自身が考える良い家庭教師とは

塾講師と家庭教師の両方を経験したもんさんに、よい家庭教師についてお伺いしました。

理解できていないところを見極める

自分が理解していることを理解できていない人に教えることほど難しいことはありません。
どんな内容でも、教わる相手は理解できていないことを前提に考えます。

自分がその内容を理解するまでのプロセスを振り返る作業がかかせません。
自分がどうやってそれを理解できたのかという工程を、生徒さんにもたどってもらえるように説明します。

理解できていないと感じられるときは、0の状態までさかのぼり、思い切って内容のレベルを下げることも必要です。
土台の理解ができていないところには、高いレベルの理解を積み上げらません。
段階を追っていけるよう、工夫します。

家庭教師では交流はあまり出来なかった

女の子だったからか高校生という難しい年頃だからか、こちらの質問に対する反応が薄く、授業が活発で盛り上がるということがなかったです。
塾では、生徒さんの発言も活発で、話していても楽しかったのですが、家庭教師はあまりにも淡々と進むので、生徒さんの表情から理解度をはかることが難しかったです。

しかし、家庭教師では授業も淡々としていましたし、生徒さんの反応もはっきりせず、打ち解けない感じのまま終わってしまいました。

生徒さんの成績は悪くなかったので、その点では私の努力の成果と生徒さんの頑張りがあったと思いますし、生徒さんの親御さんからは感謝されました。
ご近所なので、私の親の顔も潰さずに済みました。

それでも、塾講師の時の方がやりがいがありました。
生徒さんとは塾以外でも交流があり、自宅を探して尋ねてくれる生徒さんもいたほどです。
中学生と高校生の違いもあるのかもしれませんが、私は学習を通して人としての交流もはかりたかったので、そういう点では、家庭教師は寂しい思い出になっています。

良い家庭教師は「自分に合わせて教えてくれる人」

誰に教えてもらうかではなく、どう教えてもらうか、使える知識に変えることが必要です。
あくまでも主体は自分にあります。
自分の弱点をはっきりさせておくことが大切です。

よい家庭教師は、一方通行の教え方をしないと思います。
教え込むやり方は、その時はわかった気になりますが、あとから応用することができません。
問いかけと答えの繰り返しをしながら、理解を深めてくれる人がいいと思います。

授業は明るくやってくれる人がいいですね。
特にマンツーマンだと、2人しかいない空間が暗いより明るいほうが勉強がはかどるのではないかと思います。